「国家試験合格率」って気にした方がいいの?
今回は
大学のパンフレットとかホームページとか見てると「国家試験合格率」とか見るんだけど、やっぱあれって気にしたほうがいいの?国家試験合格率が高いところの方がいいのかな?
というお悩みにお答えします。
高校生が医療系大学を受験する時によく気にするのは「国家試験合格率」だと思いますが、ぶっちゃけそんなに気にしないでいいんじゃないかと思います。
別に国家試験合格率が高ければ高いほどいいという訳ではありません。カラクリがあります。
学校の中には、まず模擬試験みたいなものを受けて、それに合格した人じゃないと国家試験を受けられないというところがあります。当然、模擬試験に通った人は国家試験の合格率も上がりますから、結果的に学校の国家試験合格率も上がるという訳です。
あと、国家試験は勉強すれば合格できます。その学校の国家試験合格率が低いのは、学生個人が勉強しなかったから。国家試験合格率は、個の問題なのです。
もちろん、極端に低いのはさすがに問題ありますが、さほど気にしないでいいでしょう。
国家試験合格率を気にするよりは、その大学の雰囲気とか学生の質とかを気にした方がいいと思います。
難しい大学になればなるほど、やる気のある学生が集まりますから、自分のモチベーションも上がって合格率向上に繋がるかもしれないので。