今回は
「G検定」受けてみたいんだけど、初めて受けるからどんな感じなのか分からないよ~。実際に受けた人の感想が聞きたいな。
という方にオススメです。
G検定は「ディープラーニングを事業に活用する能力や知識」を問う試験です。そのため、人工知能・ディープラーニングを専攻している人・深く勉強したい人にオススメです。
私は臨床工学技士養成校に通っていて、工学系の勉強をしているということもあり、教授に勧められてG検定を受け、2020年7月4日に行われたG検定に合格できました。
ここでは、その経験を踏まえた率直な感想をお話します。
1.G検定の実際の試験問題の概要
実際に受けた私が試験問題の概要をご紹介します。
試験問題全体をざっくりと分野別に分けて見てみます。実際こんな分野のわけ方はないのですが(笑)私なりに簡単に分析してみました。
大まかにまとめると、
- 法律・時事を重視して勉強
- 用語・概念は参考書で勉強すべき
- 歴史問題は重要視しなくていい
という感じです。
2.法律・時事問題が多かった!
法律・時事問題が多かったのにはビックリ。私が受験した当時のTwitterでもこんな声が。
法律・時事問題はほとんどの参考書でサラッとしか取り上げられていなかったので、皆さんかなり手こずったようです。
ただ、一般常識さえあれば解ける問題もちらほらあったので、ググる速さが速ければ合格率はあがるかもしれません。
3.概念・用語を問う問題は少なかった!
多くの参考書で取り上げられているような、人工知能の概念・用語を問う問題ですね。
きっと多くの方はこの分野をメインで勉強すると思いますが、この分野の問題は雀の涙ほどしか出ません。「勉強した時間返せよ!!」と言いたいほど。だからといって疎かにしすぎるのはNG!
4.歴史問題は出なかった
参考書を見ていると「ダートマス会議」とか「イーロン・マスク」とか「ヤン・ルカン」とか、歴史の問題も多く見ると思います。
当然、私もここの分野を一生懸命勉強しましたが、なんと1問も出ませんでした。私が受けた回だけなのか知りませんが、これにはショック。
こちらも、今後はもしかしたら出る可能性もあるので少しは勉強しておきましょう。
5.まとめ
受けてみた印象として、参考書の内容は試験問題の半分ほどしか出なかったです。
後はあまり参考書で取り上げられていないような、法律問題などの知識問題が多かったです。
ぶっちゃけ、試験中にググってもハッキリとした答えが出てこないことが多いです。
自分が今持っている知識をフル活用すれば大丈夫です。