【ME学生必見】高評価がもらえる実習レポートの書き方
今回は、実習レポートの書き方に悩むME学生の皆さんに、実習レポートの構成・書くべき内容・注意点を紹介していきます。
ここに書いてあることさえ守れば、高評価がもらえること間違いなしです!
1.実習レポートの構成と書き方
※先生からレポートの構成を指示されている場合はその先生の指示に従ってください。
まず前提として、レポートの右上や下部分に必ずページ数を書くのを忘れないようにしましょう。
また、ページ数は10~15ページくらいが理想です。多すぎるのも少なすぎるのもNG!
ホッチキスを留める場所は
- 横書き・・・左上
- 縦書き・・・右上
です。
表紙は先生から表紙を貰うこともありますし、自分で書くこともあります。
表紙を自分で書くときは、上部中央にタイトル、右下の方に学部学科、学年、学籍番号、名前、班、共同実習者、担当教員、提出日、実習日を書くようにしましょう。
①医療機器の概要(測定原理や構成)
医療機器の構成を分かりやすく図で書いて説明したり、どのような原理で測定するのかを書きます。教科書、参考書、授業プリントを参考にして書きましょう。
自分が理解できるように、自分の言葉でまとめるのがコツ!
文章だらけや図だらけというのもマズいので、文章と図表のバランスを考えて書きます。ちなみに私は普段文章:図表=6:4くらいで書いています。
②実習手順
実習手順を書くときは、実習書に書かれている内容を丸写ししてはいけません。
本番の実習はどうしても実習書の内容と変わってくるので、「実習でやった手順」をそのまま書きましょう。
このとき、先生から言われた注意点や補足事項を実習中にメモしておき、実習手順に盛り込むとGOOD!
こんな風に、レポート用紙を7:3くらいに分け、左部分に本文、右端に注意事項や補足事項を入れ込むと綺麗にまとまりますよ。
③結果
実験で得られた結果を書きます。
考察は後から書くので、結果には「こういう結果が得られた」のようにただ事実を書くだけで大丈夫です。
細かく解析できるとなお良いですね。
④考察
考察はレポートの中でも一番力を入れてほしい部分です。
考察には「結果を踏まえてこういうことが考えられる」ということを書きます。
「楽しかったです」や「難しかったです」などのようにただ感想のようになってしまう人も多いのですが、結果を踏まえた自分の意見を述べるのが正しい考察です。
「○○という結果になった+○○なので(教科書や参考書で調べた事実)+○○という結果になったのは、○○からだと考えられる(自分の意見)」という感じです。
⑤課題
実習中、先生から「ここ調べてきてね」と言われることがあると思います。
課題では、調べてきてと言われたことについて教科書や参考書などで調べたことを書きます。
課題について調べるとき、なるべく紙媒体(教科書や参考書)から調べるようにしましょう。紙媒体の教材は出版社や著者などの情報が最後のページに書いてあるので信用できますが、ネットの記事は出所が分からないものも多く、あまり信用できないものが多いからです。
どうしても紙媒体で見つけられなかったら、著者、書かれた年などがはっきりした信用できるネット記事を選びましょう。
⑥参考文献
参考文献欄では、測定原理や構造、考察、課題を調べるときに使ったネット記事や教材の情報を書きます。
参考文献の書き方に悩む人も多いですね。
私は
- 紙媒体・・・「著者名、『本のタイトル』、出版社、出版年、○○ページ」
- ネット記事・・・「執筆者名、『記事のタイトル』、<URL>、執筆された年、閲覧した日付」
を書いて、高評価を得ることができているので、このくらいの情報があれば大丈夫です。
参考文献を書くとき、「この文とこの文は調べるときに使った本は同じだけど違うページ」ということがよくあります。そんなときに、いちいち本のタイトルから全部書いていたら大変です。
そんな時は
「1)著者名、『本のタイトル』、出版社、出版年、○○ページ
2)同上、△△ページ」
と私は書いています。これで書く時間も短縮できます!
2.実習レポートの注意点
- 実習でやっていないことは書かない。
- 実習でやったことだけ書かない。
- 誤字脱字に注意
- コピペはもちろんNG!
- 提出期限は厳守
- 丁寧に書く
「やっていないことは書かない」のに「やってことだけ書かない」って意味わかんない・・・。と思う人もいると思うので、分かりやすく説明します。
例えば、実習書に書いてる手順の一部を省いて実習を行ったとします。
その後実習手順を書くときに、実習書に書いてあるけど省いてやっていない手順は書かない!というのが「やっていないことは書かない」の意味です。
また、実習をやっているときに先生には質問しなかったけど、レポートを書くときに疑問に思うことがあると思います。
そんなときに、教科書や参考書を使ってさらに深く調べましょう。
「やったこと+さらに調べること」が「やったことだけ書かない」の意味です。
先生からの注意点や補足事項も書き込みましょうね。ということですね。
また、コピペがバレたり提出期限が遅れたりすると最悪不合格になることもあるので注意しましょう。
さらに、丁寧に書くというのは、何も図や表を上手く描いたり字を上手く書いたりするという意味ではありません。
注意点や補足事項はおろか先生から指示されたことすら書かなかったり、誤字脱字だらけなレポートはダメという意味です。