ME学生にオススメの医療系参考書5選
今回は、学校の図書館で見つかるオススメ医療系参考書を分野別に紹介します。
皆さんもぜひ学校の図書館で探してみて下さい。
1.心電図部門
心電図部門のオススメは「これならわかる!心電図の読み方~モニターから12誘導まで~」です。
心電図関連の参考書は種類が豊富ですが、この本が一番読みやすかったです。
実習で「調べてこい」と言われたことはほとんどこの本で解決します。
- カラフルすぎず白黒すぎない
- イラストが多く文章が簡単
- 心電図のことなら何でも載っているので、実習には持ってこい
厚さも結構あってボリュームたっぷりです。
2.呼吸器部門
呼吸器部門のオススメは「病気がみえる vol.4 呼吸器」です。
このシリーズはこのブログで嫌というほど紹介しているので知っている方も多いと思いますが、マジで分かりやすいです。
呼吸器分野はイラストがないと分からないっていう人も多いと思います。
病気がみえるシリーズは、細かいイラストで呼吸器の病態を説明しているので、理解力がかなり深まります。
- 小さな血管や組織まで緻密に描かれたイラストが豊富
- 解剖・生理・病態のことがメイン
- 人工呼吸器のことや酸素療法のことは詳しく書いてない
- スパイロメーターのことは結構詳しく書いてます
私もスパイロメーターの実習レポートを、この本1冊で済ましたことがあるくらいです(マジです)。
3.体外循環部門
体外循環って他の分野に比べて参考書が少ないです。
病院や症例によって手技や使用する薬剤が変わってくるからです。
ですが、数少ない体外循環の参考書でオススメしたいのが「新 ME早わかりQ&A 2.人工心肺・補助循環装置」です。
この参考書は、学生がよく抱く体外循環に対する疑問を1つずつ解決していく形式で書かれています。
例えば・・・
- 「1本脱血と2本脱血の違いって?」
- 体外循環中に低カリウムになる理由
4.循環器(解剖生理・疾患)部門
心臓や血管などの循環器の解剖生理をマスターしたいなら「病気がみえる vol.2 循環器」がオススメです。
- 小さな結果や組織まで緻密に描かれたイラストが豊富
- 「病気」がみえる なので、解剖・生理・病態のことがメイン
- 人工心肺や補助循環装置については触れられていない
- 学内・臨床実習で役に立つ!
5.カテーテルアブレーション部門
カテーテルアブレーションでオススメなのが「やさしくわかるカテーテルアブレーション」です。
私が臨床実習で訪れた病院の臨床工学技士さんが持っていた参考書です。
臨床実習でかなり役に立ちます。
- 説明付きの写真が豊富
- 教科書には載っていない詳しい内容が盛りだくさん
- 学内・臨床実習で役に立つ!